「お客様とのやりとりが何だか長引いてしまう…」
公式LINEを使いはじめた方から時々聞くお悩みです。
こちらは丁寧に返しているつもりなのになかなか話が決まらない。
何度もやりとりが続いて、気づけば数日経っている。
そんなとき、つい「私の言い方が悪いのかな」と思ってしまいますよね。
でも実は、丁寧さが足りないわけではないんです。
むしろ丁寧だからこそ長引いていることもあります。
前回の記事では、配信の“届け方”を整えるだけで反応が変わる、というお話をしました。
このページでは、その“届け方”を、お客様との1対1のやりとりに広げてみます。
丁寧なのに長引く、その理由
たとえば、お客様から「予約したいです」とメッセージが来たとき。
「ありがとうございます!ご都合はいかがですか?」
とても丁寧です。何も間違っていません。
でも、この一文を受け取ったお客様はイチから“考える”ことになります。
- 自分の予定を思い出して
- 候補を出して
- それを文章にする
丁寧さと相手の手間は、別のものなんです。
先日ある勉強会でこんな言葉を教わりました。
“先回り”は、気配りでも忖度でもない。
相手が次に“判断・入力・調整”する手間を、こちらで先に潰す技術
技術、という言い方が意外でした。
気が利くかどうかの話ではなく、覚えれば誰でもできることなんだ、と。
コツ① 日程はこちらから並べる
❌「ご都合はいかがですか?」
⭕「直近ですと、◯日と◯日が空いております」
前者だとお客様が考えます。
後者だとお客様は選ぶだけで済みます。
候補は3つくらいでも大丈夫です。
多すぎて迷わせるより選べる数を絞ってみましょう。
【番外】少し逆の立場の話をさせてください
先日、あるお店に予約をお願いしたときのことです。
私はお客の立場でした。
「本日、空きがあればお願いしたいです」
最初はそう書こうとしましたが、一行だけ足しました。
「午後でしたらいつでも大丈夫です」
すると、時間を聞き返されることなく2分でお返事が来ました。
後から気づいたのですが、この一行がなければ お店の方は「何時をご希望ですか?」と一度聞かなければならなかったはずです。
私が勝手にお店の手間を1つ減らしていたんですね。
そして、これはそのまま逆にもできます。
お店からお客様へ、先に1つ減らしておく。
それだけのことです🌱
コツ② 質問は「どちらか」にする
開いた質問は、答えるのに力が要ります。
❌「ご希望はありますか?」
⭕「肩と腰、どちらが気になりますか?」
❌「ご不明な点はありますか?」
⭕「駐車場のご案内もお送りしておきますか?」
「はい・いいえ」か「AかB」。
答えが軽くなると、返事が早くなります。
コツ③ 聞かれそうなことは先に書いておく
やりとりの中で「あとで聞かれるかな」と思ったことは、先に一行だけ添えておきます。
「駐車場は2台ございます」
「お支払いは現金とPayPayがお使いいただけます」
「当日のご予約も空きがあればお受けしています」
聞かれてから答えるより、一往復ぶん早く終わります。
そして何より、お客様が「これ聞いてもいいのかな」と迷う時間が消えます。
最初の一歩
3つ全部をいっぺんにやらなくて大丈夫です。
- 日程はこちらから並べる
- 質問は「どちらか」にする
- 聞かれそうなことは先に書いておく
この中から、できそうなものを1つだけ選んでみてください。
いちばん試しやすいのは、たぶん1の日程です。
次にお客様から日程のご相談が来たときに、まずは候補を2つ書いてみましょう。
おわりに
先回りは、気が利くかどうかではありませんでした。
覚えて、実践できる技術でした。
そして相手の手間を1つ減らすたびに、少しずつ信頼が積み上がっていきます。
1人で抱えなくて大丈夫です
「うちのLINE、やりとりが長引いているかも」と思われたら、一度一緒に見てみませんか🌱

コメント